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![]() 海老原喜之助は1904年9月13日に鹿児島市に生まれ、19歳でパリに遊び、若くして世界の美術の潮流に身を置くことで、情緒に流されることのない絵画主義を体得することになります。そして、そのプレゼンスは独立美術協会という一団体だけでなく、日本の画壇全体に大きな刺激を与えることになりました。 しかし、そうした海老原にとっての、戦後のさまざまな意味での失意と煩悶の熊本時代、無数のデッサンに明け暮れた人吉時代、そして「海老原美術研究所」に象徴される後進の、その無垢なる若き画家の卵たちへの指導という行為の中で、何かを思い出すことになる熊本時代こそ、実は海老原芸術を決定づける、画家再生の時代ではなかったでしょうか。 本展はその思いのもとに、生誕100年を機に、熊本時代に薫陶を受けた人々や、また海老原を支えた多くの人々の、今も生き続けるエピソードと思い出の述懐を交えながら、海老原喜之助の全貌を再検証しようとする試みです。 |
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曲馬 1935年 熊本県立美術館蔵 |
サーカス 1970年 鹿児島市立美術館蔵 |
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* 9/6・10/4は上通ファンクラブ共催 |
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会期中の毎週金曜日の夜に、様々なジャンルの地元ミュージシャンによるコンサートを行います。 時間:18:30- ( * 10/15、10/29のみ19:00-) 場所: アートロフトまたはホームギャラリー (入場無料)
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毎日 19時よりピアノ・コンサートを開催しています。(入場無料) |
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会期中の土日祝の午後3時(8月29日は午後4時)より、本館学芸員による展覧会解説ツアーを行います。(展覧会入場チケットが必要です) |
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