マリーナ・アブラモヴィッチ展
[ザ・スター」
2003.11.22(土)-2004.2.1(日) The Star
キュレーション:ボヤーナ・ペイジ
企画:熊本市現代美術館
 
 
 
会 期 2003年11月22日(土)〜2004年2月1日(日)
休館日 火曜日
*12/23(火・祝)は開館、翌12/24(水)は休館、年末年始の12/29(月)〜1/3(土)は休館
開館時間 午前10時から午後8時(展覧会入場は午後7時30分まで)
観覧料 一般900(700)円、高校・大学生450(350)円 小・中学生 250(200)円
*( )は前売りおよび20名以上の団体料金です
会 場 熊本市現代美術館 [ギャラリー I・II ]
 
     
  熊本市現代美術展では、世界で今最も注目を浴びているアーティストのひとり、
マリーナアブラモヴィッチの、日本では初めてとなる本格的な回顧展を開催いたします。  
 
アブラモヴィッチは、1968年頃から肉体の限界と精神の潜在力を探求するパフォーマンス作品を発表し、早くから高い評価を受けてきました。
また1989年頃からはパフォーマンスと平行して、地球の肉と精神を介在させるためのオブジェを精力的に制作しています。旧ユーゴスラヴィアのベオグラード出身である彼女の作品は、このバルカン地域の血で血を洗うような歴史と無関係ではありません。やむことのない他者との対立の記憶の
 
 
上で、 肉体の限界を経て精神のありかを探る彼女の作品は、ぞっとするほど率直に、「人間」とは何かという問いを私たちに突きつけるのです。
本展では、アブラモヴィッチと同じベオグラード出身で、最も初期からアブラモヴィッチを見続けてきた世界的キュレーター、ボヤーナ・ペイジをゲスト・キュレーターに迎え、アブラモヴィッチが見せる人間存在の深部へと、アプローチを試みます。
 
 
マリーナ・アブラモヴィッチ
1946年、旧ユーゴスラヴィア、ベオグラードに生まれる。

ベオグラード芸術大学在学中からドローイング作品、パフォーマンス作品を発表。
1975年よりドイツ出身のアーティスト、ウーライとのコラボレーションによるパフォーマンス作品を発表する。
1989年より再びソロとしての活動を再開し、1997年のヴェネチア・ビエンナーレでは金獅子賞を受賞するなど世界的に高い評価を受けている。
ボヤーナ・ペイジ
1948年、旧ユーゴスラヴィア、ベオグラードに生まれる。

ベオグラード大学学生文化センターのキュレーターとして様々な展覧会の企画、また美術理論誌Momentの編集に携わり、フランス、オーストリア、ポーランド、ドイツ等で講演活動を行う。
1991年よりベルリンに活動拠点を移す。以後、美術評論家として、Art ForumArt PressSiksineue bildende kunst など世界の美術評論誌に評論を発表。またキュレーターとしてAfter the Wallをはじめ多くの展覧会、シンポジウムを組織している。
 
 
期間中の催し
 
 

■トークショー

マリーナ・アブラモヴィッチ(アーティスト)、ボヤーナ・ペイジ(キュレーター)によるトークショー
11月22日(土)午後1時から [ホームギャラリーにて] 入場無料

■パフォーマンス「star」
マリーナ・アブラモヴィッチが高校生とパフォーマンス(お話会)を行ないます。
11月23日(日)午後1時から [ホームギャラリーにて] 観覧無料

■ワークショップ「マリーナ・アブラモヴィッチ パフォーマンス追体験」
マリーナ・アブラモヴィッチのパフォーマンスを、あなたも行なってみませんか?マリーナ・アブラモヴィッチのパフォーマンス数種類を実際に行います。
参加者:10人程度 事前の申込みが必要です。(お問合せ TEL:096-278-7500)
1月24日(土)午後1時から [ホームギャラリーにて] 観覧無料

■ギャラリーツアー
学芸員が展覧会を解説しながら、ご案内いたします。
期間中の土、日、祝日午後3時から [企画展会場にて]
*展覧会会場の中をご案内いたしますので、入場の際に展覧観覧チケットが必要になります。



■月曜ロードショー

「マリーナ・アブラモヴィッチ -ザ・スター-」展期間中の毎週月曜日、美術館で映画を楽しみませんか。
期間中の毎週月曜日 午後3時と午後6時から(2回上映) [アートロフトにて] 入場無料

11月 24日(月) :「カラー・オブ・ハート」 (125分/1998年/アメリカ映画)
12月 1日(月) :「オリーブの林をぬけて」 (104分/1994年/イラン映画)
12月 8日(月) :「今日から始まる」 (118分/1999年/フランス映画)
12月 15日(月) :「アトランティスのこころ」 (101分/2001年/アメリカ映画)
12月 22日(月)
:「グーニーズ」  (114分/1985年/アメリカ映画)吹替え版
1 月 5日(月) :「荒武者キートン」 (67分/1923年/アメリカ映画)
1 月 12日(月) :「メンフィス・ベル」 (107分/1990年/アメリカ映画)
1 月 19日(月) :「ダーティハリー」  (103分/1971年/アメリカ映画)
1 月 26日(月) :「浮き雲」 (96分/1996年/スウェーデン映画)
*12月8日、22日は上通ファンクラブ共催。

■ミュージック・ウェーブ
「マリーナ・アブラモヴィッチ -ザ・スター-」展期間中の毎週金曜日に音楽を楽しみましょう。
期間中の毎週金曜日 午後6時30分から [アートロフトにて] 入場無料

11月 28日(金) :「兆」 (サウンドアート)

12月 5日(金)

:「赤鼻」 (ゴスペルコーラス)
12月 12日(金) :「代継太鼓保存会」  
12月 19日(金) :「林田拓也」 (ロック)
12月 26日(金)
:「石垣博志」  (チェロ)
1 月 9日(金) :「バイオレッツ琴アンサンブル」 (邦楽)
1 月 16日(金) :「野原羅王崇義」 (ロック)
1 月 23日(金) :「おにび」(中止) (ロック)
1 月 30日(金) :「千場芙美」 (バイオリン)

■ホームギャラリー・コンサート
ホームギャラリーにて、毎晩演奏が行なわれています。心が和らぐひとときをお過ごしください。
毎晩 午後7時から [ホームギャラリーにて] 入場無料

 
 
     
 
マリーナ・アブラモヴィッチ展[ザ・スター]
 企 画 熊本市現代美術館
 主 催 熊本市、熊本市美術文化振興財団、熊本日日新聞社、テレビ熊本
 後 援 熊本県教育委員会、熊本市教育委員会、熊本県文化協会、熊本県美術家連盟、
NHK熊本放送局、エフエム中九州、熊本シティエフエム、熊本リビング新聞社、
ウルトラハウス、メディアプレス、エヌオー出版、熊本ハイカラ
 協 力 オフィス・ムジカ
   
 
 
 
熊本市現代美術館
〒860-0845 熊本市上通町2番3号
TEL/096-278-7500 FAX/096-359-7892 E-mail/gamadas@camk.or.jp


Copyright (C) Contemporary Art Museum, Kumamoto. All Rights Reserved.
 
     
このページの先頭へ戻る