展覧会期:
2008年7月19日(土)−10月19日(日)
休館日:
火曜日、ただし9/23(祝)は開館し、24(水)休館
開館時間:
午前10時から午後8時(展覧会入場は午後7時30分まで)
観覧料:
■一般1000(800)円
■高・大学生500(400)円
■小・中学生300(200)円
*熊本市内小学生・中学生無料
名札・生徒手帳など証明できるものをお持ちください
*( )は前売および20名以上の団体料金、身体障害者手帳等をお持ちの方、熊本市民で70才以上の方。
*7月19日(土)、20日(日)の「第4回城下町くまもとゆかた祭」にて、ゆかた着用の方は入場料半額
*開館6周年記念日10月12日(日)は入場無料
会場:
熊本市現代美術館[ギャラリー I・II ]
主催:
熊本市、熊本市美術文化振興財団、熊本日日新聞社、RKK熊本放送
後援:
熊本県教育委員会、熊本市教育委員会、熊本県美術家連盟、熊本県文化協会、熊本国際観光コンベンション協会、NHK熊本放送局、エフエム熊本、熊本シティエフエム
助成:
芸術文化振興基金
協力:
絵具屋三吉・ウエマツ
お問い合わせ:
熊本市現代美術館
電話番号 096−278-7500
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「メモリア−まなざしの軌跡」展では、社会や個人の経験がいかに語り継がれ、新たなものを生み出していくのか、「記憶」や「体験」を手がかりに、9人の現代美術作品および熊本の祝祭の資料を紹介いたします。
1935年に入場者105万人を数え、時代を彩った祝祭「新興熊本大博覧会」。
アジアの経済成長期の社会の夢と現実の物語に目をむけたアナザーマウンテンマン、チェン・ジエレン。 知を継承する場としてのミュージアムや図書館を主題とするレオニード・ソコフ、カンディダ・ヘーファー。
ドイツ警察の制服を植物に転化させるピーター・ローゼル。
鏡の反射によって身体の感覚を呼び覚ますイヴォンヌ・リー・シュルツ。
感情の機微を色に重ねる日本画の千々岩修。 木彫彩色の肥後朝顔に挑む須田悦弘。
きらめく星の模様を砂で描き出すマリエッラ・モスラー。
さまざまな記憶をよりどころにして、私たちの日常のまなざしや体験から、新たな創造への飛躍の軌跡をたどる展覧会です。 |
●出品作家
新興熊本大博覧会 Kumamoto Fair in 1935
アナザーマウンテンマン Anothermountainman
チェン・ジエレン Chen Chieh-jen 陳界仁
千々岩修 Osamu Chijiiwa
カンディダ・ヘーファー Candida Hoefer
マリエッラ・モスラー Mariella Mosler
ピーター・ローゼル Peter Roesel
イヴォンヌ・リー・シュルツ Yvonne Lee Schultz
レオニード・ソコフ Leonid Sokov
須田悦弘 Yoshihiro Suda |
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1.新興熊本大博覧会の会場全景(熊本市水前寺)写真提供:熊本日日新聞社 2.レオニード・ソコフ《ロシア現代美術館のデザイン》2004年 3.カンディダ・へーファー《ザンクトガレン修道院図書室 I》2001年 カラープリント 4.マリエッラ・モスラーハンブルク芸術家ハウスでの展示1992年(参考写真)
5.チェン・ジエレン《ファクトリー》2003年
6.イヴォンヌ・リー・シュルツ《薔薇戦争》2006/2007 7.アナザーマウンテンマン《ランウェイ》2006年 8.ピーター・ローゼル《睡蓮》1997年 9.千々岩修《空の背中1》2008年
10.須田悦弘《燕子花》2007年(参考写真) |
出品作家によるアーティスト・トーク |
出品作家が、作品についてお話します。(各作家約30分) 英語の逐次通訳つき
当日の展覧会観覧券をお持ちのうえ、会場入口にお集まりください。 |
■日時 |
7月19日(土)14:00〜16:00 アナザーマウンテンマン、ピーター・ローゼル、イヴォンヌ・リー・シュルツ、千々岩修
7月20日(日)14:00〜16:00 カンディダ・へーファー、チェン・ジエレン、須田悦弘、マリエッラ・モスラー |
■料金 |
展覧会チケットが必要です。 |
作家のトーク日、順序は予告なく変更の場合がございます。 |
CAMKレクチャーカレッジ |
「メモリア−記憶とミュージアム」 本田代志子(熊本市現代美術館主任学芸員) |
■日時 |
7月27日(日)14:00 〜 15:30 |
■場所 |
ホームギャラリー |
■料金 |
無料 |
記念講演会 |
「清正公さんの熊本〜浄池廟と三賢堂をめぐる旅〜」 木下直之(東京大学大学院教授) |
■日時 |
8月3日(日)14:00 〜 15:30 |
■場所 |
ホームギャラリー |
日本画ワークショップ |
色を自分で作って、日本画を描きませんか。 |
■日時 |
8月10日(日)10:00 〜 16:30 |
■場所 |
キッズファクトリー |
■定員 |
15名(要事前申込) |
■対象年齢 |
小学3年生〜大人(日本画は初めての方) |
■参加費 |
1000円程度(パネル代等) |
■講師 |
千々岩修(展覧会出品作家) |
■協力 |
絵具屋三吉・ウエマツ |
ファミリー・ツアー |
親子で展覧会を楽しみましょう。0−6歳の子供と大人でご参加下さい。 |
■日時 |
7月26日(土)10:30〜11:30 |
■定員 |
7組(要事前申し込み) |
■料金 |
展覧会チケットが必要です。 |
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ギャラリー・トーク |
展覧会の解説案内を行います。展覧会入場券をお持ちのうえ、入口にお集まりください。 |
■日時 |
会期中の土・日・祝日 15時〜
※7/19, 20, 27は行いません。 8/3, 10/12は16:00〜 行います。 |
■場所 |
展覧会場内 |
開館6周年記念日講演会 「美術と美術館をめぐる大切なこと −あるいは、アジア美術の愛し方」 |
■日時 |
10月12日 14:00〜 |
■場所 |
ホームギャラリー |
■料金 |
無料 |
■講師:後小路雅弘(うしろしょうじ まさひろ 九州大学大学院教授)
後小路雅弘氏は、福岡市美術館学芸員として、30年前から、当時注目されていなかったアジアの近現代美術に関わり、また学芸課長として世界でも類例のない、アジアの近現代美術を核とした福岡アジア美術館の開館を手がけました。欧米のモダンアートの亜流と見られがちだったアジアの美術との出会いから、美術や美術館をめぐる既存の価値観を問い直すことの大切さを、体験をふまえてご講演いただきます。 |
月曜ロードショー |
ミュージック・ウェーブ |
ホームギャラリー・コンサート |
毎日午後7時から、ホームギャラリーにて、ピアノボランティアによる演奏を開催しています。 |
番外編〜フィルム上映会 「銀座の恋の物語」 |
■日時 |
8月24日(日)14:00〜 |
■場所 |
ホームギャラリー |
■協力 |
キネコム |
■料金 |
入場無料 |
*GVの展覧会「映画看板師〜田上賢二」(7月16日〜8月31日)もぜひご覧ください。 |
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