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![]() 熊本市現代美術館では愛と勇気のアーティスト、横尾忠則氏の空前絶後の大個展「横尾忠則−熊本・ブエノスアイレス化計画」を開催いたします。 この展覧会は熊本市現代美術館の開館前に、プレイベントとして開催した講演会のために横尾さんが来熊し、熊本の印象をお尋ねした際に、即座に「ブエノスアイレスのようだね」と述べられたことに端を発しています。 それは平成13年6月29日の、梅雨が明け切らない、狂ったように蒸し暑い夜のことでした。その言葉に「横尾さんはブエノスアイレスに行かれたんですね」と問うと、これまた即座に「ないよ」と答えられたのです。私たちはあっけにとられ、そして一瞬の沈黙の後に大笑いをすることになったのです。そして、その後、横尾さんにそのことをお尋ねしても、なぜあのとき「ブエノスアイレス」という言葉が霊的な言霊のように衝いて出てきたのか、わからないというのです。しかし、横尾さんも訪れたことのない未知の都市、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの名が、地球を貫通するように、ほぼその反対側に位置する、熊本を歩く横尾さんを突き刺したという出来事は、おそらく横尾さんが熊本の地に立たなければあり得なかった経験であり、その啓示にこの展覧会が発案されることになったというわけなのです。 |
![]() 湯の町タンゴ 2004 227.3x181.8cm 油彩/カンヴァス 個人蔵 |
![]() 「ブエノスアイレス」。なんという素敵な響きでしょう。この展覧会は「ブエノスアイレス」という言葉(言霊)が、横尾さんの口を衝いて出たその熱き熊本に、新作も含め、その代表作を一堂に集め、「熊本・ブエノスアイレス化計画」の名において、横尾芸術と、その奇跡のようなエピソードの根源を突き止めようとする大プロジェクトです。 |
ときは真冬の熊本。4月17日の最終日に向かって、熊本は真夏の熊本として燃え上がります。 |
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![]() Pantanalの聖霊 1995 194×194cm 油彩/カンヴァス 作家蔵 |
![]() 地球の果てまでつれてって 1994 181.8×227.3cm アクリル/カンヴァス 作家蔵 |
![]() 宇宙蛍 1997 227.3×181.8cm アクリル/カンヴァス 作家蔵 |
![]() ベルサイユのばら2001 −オスカルとアンドレ編− 宝塚歌劇団 2001 103×72.8cm オフセット/紙 作家蔵 |
![]() BRUTUS(少年ブルータス) マガジンハウス 1999 103×72.8cm オフセット/紙 作家蔵 |
![]() 終りの美学 1996 103×72.8cm シルクスクリーン/紙 作家蔵 |
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横尾忠則展関連イベント ![]() |
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当日直接会場にお越しください。一定数を超えた場合、立見となることもございます。 ●1月
●3月
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インターナショナル・アドバイザー講演会 | ||||||
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●3月20日(日) 14:00-15:30 熊本市現代美術館の第2期のインターナショナル・アドバイザーの講演会を開催します。 ケイティ・ディープウェル [ Katy Deepwell ] 美術評論家、美術史家、ロンドン在住。 スザンナ・ミレフスカ [ Suzanne Milevska ] マケドニア出身。インデペンデント・キュレーター。
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お問合せは、電話
096-278-7500(学芸課)あるいは 278-7500(代表)まで。 |
横尾忠則−熊本・ブエノスアイレス化計画![]() |
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●主 催 | 熊本市、熊本市美術文化振興財団、熊本日日新聞社、TKUテレビ熊本 |
●協 賛 | サントリー株式会社 |
●協 力 | あなたの町の郵便局、ホテル日航熊本 |
●後 援 | アルゼンチン大使館、熊本県教育委員会、熊本市教育委員会、熊本県文化協会、NHK熊本放送局、エフエム中九州、熊本シティエフエム、熊本リビング新聞社、ウルトラハウス、メディアプレス、エヌオー出版、熊本ハイカラ、上通ファンクラブ |
熊本市現代美術館 〒860-0845 熊本市上通町2番3号 TEL/096-278-7500 FAX/096-359-7892 E-mail/gamadas@camk.or.jp Copyright (C) Contemporary
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