古屋誠一 メモワール.

古屋誠一 メモワール.


 展覧会情報

展覧会期:
2010年9月18日(土)〜11月28日(日)

休館日:
火曜日、ただし11月23日(火・祝)は開館し、翌日休館
開館時間:
10:00〜20:00
(展覧会入場は19:30まで)

観覧料:
一般1000(800)円、高・大学生500(400)円、小・中学生300(200)円、熊本、福岡、鹿児島市内小・中学生は無料(名札など証明できるものをお持ち下さい。)
( )内は前売り及び20名以上の団体料金、ただし、小・中学生は団体割引のみで前売りはありません。身体障害者手帳等をお持ちの方、または熊本、福岡、鹿児島市民で65才以上の方は割引があります。
*上記の入場料は、同時開催の「サイコアナリシス 現代オーストリアの眼差し」展との共通料金で、単券はありません。
*開館8周年記念として10月11日(月・祝)は入場無料
会場:
熊本市現代美術館 企画展示室U
主催:
熊本市、熊本市美術文化振興財団、熊本日日新聞社、熊本朝日放送
後援:
熊本県、熊本県教育委員会、熊本市教育委員会、熊本県文化協会、熊本県美術家連盟、熊本国際観光コンベンション協会、NHK熊本放送局、エフエム熊本、FM791、JCN熊本
協力:
産経新聞社、オーストリア大使館、IZU PHOTO MUSEUM
共同企画:
財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
お問い合わせ:
熊本市現代美術館
TEL:096-278-7500
FAX:096-359-7892
http://www.camk.or.jp
 

古屋誠一(ふるや・せいいち、1950年静岡県生まれ)の個展、「古屋誠一 Mémoires.(メモワール.)」を開催いたします。
オーストリア在住の写真家、古屋誠一は1987年以降、グラーツを拠点として写真家活動を行っています。2002年に「第27回伊奈信男賞」受賞、2004年にはオーストリア政府から写真功労賞を受けるなど、近年国内外でその業績が評価されています。
本展は、古屋の作品を西日本・九州ではじめて紹介するもので、1989年より発表を続けている代表作「Mémoires」シリーズを中心に構成されます。「メモワール」シリーズは、1985年に起きた古屋の妻クリスティーネの突然の自死をきっかけに始まりました。二人の出会い、結婚、出産。一人息子を育てながら病に苦しんだクリスティーネと、彼女とともに過ごした古屋のプライベートな時間が、中欧の激動の時代の記録とともに写し出されます。
また、90年代以降の作品群にあらわれる独特の世界観は、「写真」のもつ大きな可能性を改めて発見するきっかけとなるでしょう。

出品作品
「メモワール」シリーズ124点、≪トレース・エレメンツ≫作品群99点、ほかカタログ等の資料
作品紹介

Graz/East Berlin,1985
東京都写真美術館蔵©Seiichi Furuya

Wien,1983
東京都写真美術館蔵©Seiichi Furuya

Graz,1994
東京都写真美術館蔵©Seiichi Furuya

Wien,1983
東京都写真美術館蔵©Seiichi Furuya

Graz,1992
東京都写真美術館蔵©Seiichi Furuya

Wien,1983
東京都写真美術館蔵©Seiichi Furuya

会期中共通イベント(「サイコアナリシス 現代オーストリアの眼差し」展と共通)
関連講演会「サイコアナリシス 現代オーストリアの眼差し」
展覧会企画者としての目線から、現代オーストリアの写真芸術の最先端をお伝えします。
(逐次通訳あり)
■講師 ヴァルター・サイデル(サイコアナリシス展キュレーター)
■日時 9月18日(土)14:00〜
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

関連講演会
ウィーンのアルベルティーナ美術館で古屋の個展を企画するなど、古屋を最もよく知る研究者としての目線から、古屋とオーストリア写真芸術との関係についてご紹介します。
(逐次通訳あり)
■講師 モニカ・ファーバー(アルベルティーナ美術館写真部門チーフキュレーター)
■日時 9月19日(日)14:00〜
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

関連講演会「古屋誠一展とサイコアナリシス展の開催について」
両展覧会企画者としての目線から、古屋誠一の多面的な魅力についてご紹介します。
■講師 冨澤治子(当館学芸員・両展企画者)
■日時 10月23日(土)14:00〜
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

写真ワークショップ
「ポストカードサイズの小物をつくろう」ブループリント(青写真)と呼ばれる160年以上前に生まれた古い写真の技法を使うワークショップです。開催中の展覧会のガイド付きです。
■日時 10月30日(土)13:00〜17:00
■場所 キッズファクトリー
■参加費 展覧会入場券+300円
■対象 小学生以上
■定員 10名(要事前申し込み)

開館8周年記念講演会「規範への回帰〜「近代」の混沌からの中国現代美術」
アジアンホリデー in くまもと関連事業として、当館の前インターナショナル・アドバイザーが中国の現代美術の現状を紹介します。
(逐次通訳あり)
■講師 キャロル・ルー・インホア(キュレーター、美術評論家 北京在住)
■日時 10月10日(日)14:00〜15:30
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

第8回お話し玉手箱LIVE
三浦哲郎「メリーゴーラウンド」、オスカー・ワイルド「幸福の王子」の朗読会を行います。
■朗読 本田史郎・福島絵美(RKKアナウンサー)
■日時 10月24日(日)14:00〜14:45
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

詩の朗読会
自作の詩の朗読会で、飛び入り参加も自由です。詩作にご興味のある方、ぜひご参加ください。
■日にち 9月24日(金)テーマ「トラ(虎・寅)」
10月28日(木)テーマ「写真(まなざし)」
11月25日(木)テーマ「風物詩」
■時間 18:00〜18:55
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

読みがたり
美術館ボランティアによる絵本や紙芝居の読みがたりです。親子でお楽しみください。
■日にち 9月18日(土)、10月16日(土)、11月20日(土)
■時間 11:30〜12:00
■場所 キッズサロン
■料金 無料

プレママ&ファミリー・ツアー
0〜6歳の子供と大人の組み合わせ、また、妊娠中の女性とその家族や友人の皆さんと一緒に展覧会を楽しみましょう。大人は展覧会チケットが必要です。定員7組(要事前申し込み)
■日時 11月13日(土)10:30〜11:30
■場所 展覧会場内
■料金 要展覧会チケット

ギャラリー・トーク
学芸員が作品解説を行ないます。展覧会チケットをお持ちの上、入口にお集まりください。
■日時 会期中の土日祝の15:00〜15:30
■料金 要展覧会チケット
*ただし、イベント等開催日の9月18日、19日、10月10日、11日、23日、30日、11月14日は実施いたしません。
上映会・コンサート
月曜ロードショー
毎週月曜日の午後のひとときを、美術館で映画を楽しみませんか。
■日時 14:00〜、18:00〜の2回上映
■場所 アートロフト
■料金 入場無料
各内容は月曜ロードショーのページでご案内しています。

ミュージックウェーブ
■場所 ホームギャラリーまたはアートロフト
■料金 入場無料
各内容はミュージック・ウェーブのページでご案内しています。

ホームギャラリー・コンサート
毎日午後7時から、ホームギャラリーにて、ピアノボランティアによる演奏を開催しています。
 
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