−小泉八雲 生誕160年記念・来日120年記念展−「へるんさんの秘めごと」

−小泉八雲 生誕160年記念・来日120年記念展−「へるんさんの秘めごと」


 展覧会情報

展覧会期:
2010年6月26日(土)−9月5日(日)
休館日:
火曜日
開館時間:
10:00−20:00
(展覧会入場は19:30まで)

観覧料:
一般1000(800)円、高・大学生500(400)円、小・中学生300(200)円、熊本市・福岡市・鹿児島市内の小・中学生は無料(名札など証明できるものをお持ち下さい。)
( )内は前売り及び20名以上の団体料金、身体障害者手帳等をお持ちの方、または熊本市、福岡市、鹿児島市の市民で65才以上の方。
*ゆかた祭り開催日(7月17日・18日)は浴衣着用者は観覧料半額
*小泉八雲熊本旧居と熊本市現代美術館で、会期中それぞれの入場券半券を持参すると割引が行われます。
*本展は熊本市現代美術館のみの開催で、他館への巡回はありません。
*本展覧会出品作品の一部は展示替を行います。
(作品保護等のため、下記のように展示替えを行います。)
【1】月岡芳年《新形三十六怪撰》、2期に分けて展示。
前期:平成22年6月26日(土)〜7月5日(月)まで展示
後期:平成22年7月7日(水)〜7月17日(土)まで展示
【2】絵金《鈴木主水図》、《加藤清正図》
平成22年6月26日(土)〜7月26日(月)まで展示
【3】河鍋暁斎《牛若丸図》、《閻魔庁図》
平成22年7月18日(日)〜9月5日(日)まで展示
【4】絵金、芝居絵屏風5点
平成22年7月28日(水)から展示予定の本画は、都合により引き続きレプリカ展示となります。
【5】オーブリー・ビアズリー《サロメ》2期に分けて展示。
前期:平成22年6月26日(土)〜7月26日(月)まで展示
後期:平成22年7月28日(水)〜9月5日(日)まで展示

会場:
熊本市現代美術館[ギャラリー I・II]
主催:
熊本市、熊本市美術文化振興財団、熊本日日新聞社、TKUテレビ熊本
後援:
アイルランド大使館、ギリシャ大使館、在福岡米国領事館、熊本県、熊本県教育委員会、熊本市教育委員会、熊本県文化協会、熊本県美術家連盟、熊本国際観光コンベンション協会、熊本アイルランド協会、NHK熊本放送局、エフエム熊本、FM791、JCN熊本
助成:
財団法人地域創造
協力:
アート・コンサルティング・ファーム、成山画廊、山本現代、国立大学法人熊本大学・附属図書館、熊本大学五高記念館、東海大学農学部、熊本近代文学館、小泉八雲熊本旧居、熊本文学隊、ホテル日航熊本
お問い合わせ:
熊本市現代美術館
TEL:096−278-7500
FAX:096-359-7892
http://www.camk.or.jp
 

本展は、熊本ゆかりの文学者小泉八雲(ラフカディオ・ハーン 1850-1904)の生誕160年・来日120年を記念し、新しい節目を刻むことを目的としています。
3年間(1891-1894)もの滞在の足跡が色濃く残る有縁の地・熊本において、八雲の内なる世界を再解釈するために、八雲と同時代を生きた画家たちの作品だけでなく、現代日本のアーティスト9名の作品をともに展示し、ハーンの精神や興味、嗜好が脈々と現代にも受け継がれていることを視覚化・検証する場を目指すものです。
八雲に関して、文学方面ではなく、現代芸術という方面から検証する事は、全国で初めての試みとなります。

出品作家

絵金、河鍋暁斎、月岡芳年、コナン・ドイル、オーブリー・ビアズリー、宮島達男
秀島由己男、高嶺格、松井冬子、西尾康之、野村佐紀子、鈴木淳、亀井徹、相馬浩一

作品紹介

≪小泉八雲愛用の虫籠≫、小泉八雲記念館蔵

絵金≪蝶花形名歌島台 小坂部館≫、赤岡町本町2区蔵

月岡芳年≪新形三十六怪撰 二十四孝狐火之図≫、徳島市蔵

河鍋暁斎≪牛若丸図≫、熊本県立美術館蔵

秀島由己男≪風の舟 C≫、作家蔵

亀井徹≪花虫達≫、成山明光氏蔵

西尾康之≪Drown -oil fence≫、高橋コレクション、Photo by 木奥恵三、courtesy of YAMAMOTO GENDAI

松井冬子≪夜盲症≫、成山画廊蔵

野村佐紀子≪黒闇≫、作家蔵

相馬浩一(制作)/宮島達男(プログラム)≪Floating Time (時の浮遊) 無限に広がる生命力≫、個人蔵、撮影:加藤淳、写真提供:アート・コンサルティング・ファーム

展覧会期間中の関連イベント
アーティスト・トーク
■ゲスト 亀井徹、鈴木淳、西尾康之、野村佐紀子、秀島由己男、松井冬子
■日時 6月26日(土)14:00−15:30
■場所 企画展示室
■料金 展覧会入場券

記念連続講演会
【1】 7月4日(日) 冨澤治子(熊本市現代美術館学芸員・展覧会企画者)
「展覧会『へるんさんの秘めごと』について」
【2】 7月11日(日) 小泉凡(小泉八雲曾孫、島根県立大学短期大学教授)
「小泉八雲を現代に生かす」
【3】 7月18日(日) 西川盛雄(熊本大学名誉教授)
「ラフカディオ・ハーンのクレオール文化について」
【4】 7月25日(日) 跡上史郎(熊本大学准教授)
「小泉八雲のマンガ」
【5】 8月1日(日) 大熊敏之(富山大学准教授)
「小泉八雲と日本の技芸−富山大学ヘルン文庫を手がかりに」
■時間 14:00〜
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

定員に達しました!ご応募ありがとうございました。
夏休み企画「おばけを描こう」
出品作家の秀島由己男を講師に迎え、小泉八雲作品の「おばけ」を描きます。
■講師 秀島由己男(出品作家)、学芸スタッフ
■日時 8月7日(土)10:30−17:00
■場所 キッズファクトリー他
■参加費 無料(但し、熊本市外の小学生は展覧会観覧料が必要です)
■対象 小学3年生〜6年生
■定員 20名(要事前申込
■必要なもの 小泉八雲作品を一冊読んでおくこと。水彩絵の具などの画材

フィルム上映会
■タイトル 「怪談」
■上映時間 3時間3分
■日時 8月8日(日)13:30〜
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

ミュージックウェーブ 「国本武春 浪曲コンサート」
■出演 国本武春(第50回芸術選奨文部大臣新人賞受賞)
■日時 8月13日(金)18:00〜
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

第7回お話し玉手箱LIVE
展覧会にちなんだ、「耳なし芳一の話」、「雪女」の朗読会を行います。
■朗読 本田史郎・福島絵美(RKKアナウンサー)
■日時 7月17日(土)14:00−14:45
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

詩の朗読会
自作の詩の朗読会で、飛び入り参加も自由です。詩作にご興味のある方、ぜひご参加ください。
■日時 【1】7月22日(木)テーマ「ラフカディオ・ハーン」
【2】8月26日(木)テーマ「怪談」
■時間 【1】【2】18:00−18:55
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

読みがたり「あつまれ!おばけ その2」
当館ボランティアCAMKEESによる、絵本や紙芝居の読みがたりを行います。今回のテーマは「あつまれ!おばけ その2」。どんなおばけが登場するか、どうぞお楽しみに!
■日時 8月21日(土)11:30〜
■場所 キッズサロン
■料金 無料

ファミリー&プレママ・ツアー
0−6歳の子供と大人の組み合わせ、また、妊娠中の女性とその家族や友人の皆さんと一緒に展覧会を楽しみましょう。大人は展覧会チケットが必要です。定員7組(要事前申込
■日時 7月24日(土) 10:30―11:30
■場所 展覧会場内
■料金 無料

ギャラリー・トーク
学芸員が作品解説を行ないます。展覧会チケットをお持ちの上、入口にお集まりください。
■日時 会期中の土日祝の15:00-15:30
■料金 要展覧会チケット
*ただし、イベント等開催日の7月4日、11日、18日、25日、8月1日、7日、8日は実施いたしません。
上映会・コンサート
月曜ロードショー
毎週月曜日の午後のひとときを、美術館で映画を楽しみませんか。
■日時 14:00-、18:00-の2回上映
■場所 アートロフト
■料金 入場無料
各内容は月曜ロードショーのページでご案内しています。

ミュージックウェーブ
■場所 ホームギャラリーまたはアートロフト
■料金 入場無料
各内容はミュージック・ウェーブのページでご案内しています。

ホームギャラリー・コンサート
毎日午後7時から、ホームギャラリーにて、ピアノボランティアによる演奏を開催しています。
 
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