「祝祭と祈りのテキスタイル」−江戸の幟旗から現代のアートへ−

「祝祭と祈りのテキスタイル」−江戸の幟旗から現代のアートへ−


 展覧会情報

展覧会期:
2010年4月10日(土)−6月13日(日)
休館日:
火曜日
(但し5/4は開館し、5/6は休館)
開館時間:
10:00−20:00(展覧会入場は19:30まで)

観覧料:
一般1000(800)円、高・大学生500(400)円、小・中学生300(200)円、熊本市・福岡市・鹿児島市内の小・中学生は無料(名札など証明できるものをお持ち下さい。)
( )内は前売り及び20名以上の団体料金、身体障害者手帳等をお持ちの方、または熊本市、福岡市、鹿児島市の市民で65才以上の方は割引があります。
ただし、小・中学生は団体割引のみで前売りはありません。
*本展は熊本市現代美術館のみの開催で、他館への巡回はありません。
*前売券は4/9(金)まで販売

会場:
熊本市現代美術館[ギャラリー I・II 、井手宣通記念ギャラリー]
主催:
熊本市、熊本市美術文化振興財団、熊本日日新聞社、熊本放送
後援:
熊本県教育委員会、熊本市教育委員会、熊本県文化協会、熊本県美術家連盟、熊本国際観光コンベンション協会、NHK熊本放送局、エフエム熊本、FM791、JCN熊本
助成:
芸術文化振興基金
協力:
北村勝史コレクション、ギャラリー・アートアンリミテッド、 KENJI TAKI GALLERY、ひびのこづえ事務所、天草市牛深支所、天草市立本渡歴史民俗資料館、うしぶか海彩館、 熊本県文化企画課、熊本城総合事務所、国立新美術館、渋谷区立松濤美術館、福岡市博物館、八千代座(山鹿市)
お問い合わせ:
熊本市現代美術館
TEL:096−278-7500
FAX:096-359-7892
http://www.camk.or.jp
 

古代から人間の生活に最も身近であり続けた布は、身体や物を包み、 また祈りや祝祭の旗となって空に翻り、そして民衆の儀式や生活空間を彩ってきました。
本展はこの布をテーマとして、祝祭性豊かな江戸の幟旗(のぼりばた)を初め、熊本ゆかりの大漁旗、平油単(ひらいたん)、ドンザ、定式幕、 熊本城築城400年祭を記念して市民から寄付された端午の節句の幟、そして現代日本で布を素材として最も先鋭でダイナミックな表現をするひびのこづえ、 齋藤芽生(さいとう・めお)、手塚愛子らのアーティストの作品により構成される展覧会です。
自然に深く根差し、人間の根源的な思いを布に託した多様な表現の歴史的流れをたどり、 その繋がりの中で現代に息づく先鋭なアートに焦点を当てていくものです。

作品紹介

≪八幡宮≫、1775年(宝暦5年)、北村勝史コレクション

≪双龍≫(部分)、江戸時代、北村勝史コレクション

≪兎文様祭礼幕≫(部分)、江戸時代、北村勝史コレクション

≪大漁旗≫、天草市、熊本県文化企画課松橋収蔵庫寄託

≪ドンザ≫、天草市五和町、熊本県文化企画課松橋収蔵庫寄託、(井手記念室にて展示)

手塚愛子≪落ちる絵≫2009年、 布に刺繍、撮影:山本糾(東京都庭園美術館「Stitch by Stitch」展での展示)、作家蔵

齋藤芽生<花輪其の六・名前のない街>≪跨線橋≫1999年、 アクリルガッシュ、綿布、顔料、炭酸カルシウム、膠、木製パネル、個人蔵

ひびのこづえ、はるひ美術館(愛知)でのインスタレーション、2009年、撮影:城戸保

展覧会期間中の関連イベント
アーティスト・トーク
出品作家の齋藤芽生、手塚愛子が作品について語ります。
■ゲスト 齋藤芽生、手塚愛子
■聞き手 桜井武(熊本市現代美術館館長)
■日時 4月10日(土)14:00−15:30
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料
 

記念講演会@
本展出品作品である江戸の幟旗コレクション所蔵者・北村勝史氏による講演会です。
■講師 「江戸の幟旗」北村勝史(幟旗研究家)
■日時 4月11日(日)14:00−15:30
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

記念講演会A
天草、牛深の漁撈文化研究とドンザの収集を行われている山下義満氏による講演会です。
■講師 「漁民と色」山下義満(熊本県文化課)
■日時 6月13日(日)14:00−15:30
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

[第1回] ひびのこづえワークショップ「虫をつくろう」
出品作家のひびのこづえを講師に迎えてのワークショップです。舞台衣装などに使われた布の端切れを使い、 オリジナルの「虫」のワッペンを作ってみませんか?
作った「虫」は、 作品として展覧会場内に展示され、会期終了後持ち帰ることができます。
■講師 ひびのこづえ
■日時 3月 21日(日)@午後の部 13:30−17:30
3月 22日(月・祝)A午前の部 10:30−13:30 B午後の部14:30−17:30
■場所 ホームギャラリー
■参加費 材料費500円(当日徴収)
■対象 小学生以上
■定員 50名程度(先着順・要事前申込
■持ち物 裁縫用具、刺繍針(刺し子用の針穴の大きいもの)、はさみ、筆記用具、色鉛筆、布(各自使いたい人のみ)

[第2回] ひびのこづえワークショップ「虫をつくろう」
■講師 ひびのこづえ
■日時 5月 4日(火・祝)@午後の部 13:30−17:30
5月 5日(水・祝)A午前の部 10:30−13:30 B午後の部14:30−17:30
■場所 ホームギャラリー
■参加費 展覧会観覧券+材料費500円(当日徴収)
■対象 小学生以上
■定員 50名程度(先着順・要事前申込
■持ち物 裁縫用具、刺繍針(刺し子用の針穴の大きいもの)、はさみ、筆記用具、色鉛筆、布(各自使いたい人のみ)

ダンス・パフォーマンス「ヴォカリーズ・テキスタイル」
「テキスタイル」をテーマに、オイリュトミーによるパフォーマンスを行います。
■出演 AIR-MAN [宇佐美陽一(崇城大学芸術学部教授、オイリュトミー)、ヨー・コージ(音楽)]
■日時 5月1日(土)14:00−15:00
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料
*オイリュトミー…ドイツの哲学者シュタイナーにより提唱された、言葉や音楽の持つエネルギーを身体によって表現するもの。

プロジェクト大山 ダンス パ ホーマン ス 〜悶絶 凱旋Ver.〜
熊本市出身の振付家/パフォーマー、古家優里率いる、プロジェクト大山によるダンス・パフォーマンスとワークショップです。
■日時 5月30日(日)
【ワークショップ】
11:00-12:00
「あなたの悶絶いただきます」
プロジェクト大山のメンバーと一緒にからだを動かしてみませんか?何だかやりきれない気持ちのサラリ−マン、 ダンナへのうっぷんが溜まってる奥さん、イケてないかも知れないボク、生徒会入ってるワタシ他、 もんもんしてるかもしれない方、大募集!!あなたの悶絶、いただきます。
【パフォーマンス】
14:00−15:00
「プロジェクト大山・パフォーマンス」
■定員 【ワークショップ】20名(小学生以上)※要事前申込
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

第6回お話し玉手箱LIVE
熊本のむかしばなしから「ねこ岳のはなし」、芥川龍之介「杜子春」などの朗読会を行います。
■朗読 本田史郎・福島絵美(RKKアナウンサー)
■日時 5月2日(日)14:00−14:45
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

詩の朗読会
自作の詩の朗読会で、飛び入り参加も自由です。詩作にご興味のある方、ぜひご参加ください。
■日時 【1】4月22日(木)テーマ「阿蘇」
【2】5月27日(木)テーマ「まつり」
■時間 【1】【2】18:00−18:55
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

読みがたり
熊本市現代美術館ボランティアによる絵本の読がたりです。親子でお楽しみください。
■日時 4月17日(土)11:00−
■場所 キッズサロン
■料金 無料

ファミリー&プレママ・ツアー
0−6歳の子供と大人の組み合わせ、また、妊娠中の女性とその家族や友人の皆さんと一緒に展覧会を楽しみましょう。大人は展覧会チケットが必要です。定員7組(要事前申込
■日時 5月22日(土) 10:30―11:30
■場所 展覧会場内
■料金 無料

ギャラリー・トーク
学芸員が作品解説を行ないます。展覧会チケットをお持ちの上、入口にお集まりください。
■日時 会期中の土日祝の15:00-15:30
■料金 要展覧会チケット
*ただし、イベント等開催日の4月10日、11日、5月1日、4日、5日、30日、6月13日は実施いたしません。
上映会・コンサート
月曜ロードショー
毎週月曜日の午後のひとときを、美術館で映画を楽しみませんか。
■日時 14:00-、18:00-の2回上映
■場所 アートロフト
■料金 入場無料
各内容は月曜ロードショーのページでご案内しています。

ミュージックウェーブ
■場所 ホームギャラリーまたはアートロフト
■料金 入場無料
各内容はミュージック・ウェーブのページでご案内しています。

ホームギャラリー・コンサート
毎日午後7時から、ホームギャラリーにて、ピアノボランティアによる演奏を開催しています。
 
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